ファスティングをすると免疫力が下がるのか?本当なのか調べてみた!

「ファスティングをすると栄養が不足して体調を崩す。」

「ファスティングで食事を抜くことで免疫力が低下する。」

ファスティングのイメージはこういったものがあり、1度や2度聞いたことがある方もいると思います。

ですが、このイメージというのは、まだファスティングの研究が進んでいない時期のイメージで、最近の研究や書籍からは【ファスティングは免疫力向上に効果がある】といわれています。

そこで本記事では【ファスティングは免疫力を下げるのか?】と【ファスティングが免疫力を上げる理由】についてご紹介していきたいと思います!

※今回参考にしていく書籍は最後にリンクを貼り付けておきます♪

「ファスティングをすると免疫力が下がる」は古い

【ファスティング=免疫力下がる】といわれいる大きな理由は【食事からの栄養が0になる】からだと思います。

ですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

最近のファスティングについて書かれている書籍の多くには【現代人は食べ過ぎ】【実は、1日3食というのは多すぎ】といったことが書かれています。

「食事を食べ過ぎると体内で何が起こるのか?」というと【内蔵の働きが低下】します。

内臓の働きが低下すると【栄養素を吸収できない・老廃物を代謝できない・免疫力が低下する】といった害があります。

青木厚氏が執筆された『「空腹」こそ最強のクスリ』には、食べ過ぎは以下のような病気を引き起こす原因になると書かれています。

食べ過ぎは、疲れやだるさ糖尿病や高脂血症などの動脈硬化系疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、そして、がんの原因ともなるのです。

『「空腹」こそ最強のクスリ』【著】青木 厚

このように、食べ過ぎは有名どころの病気の引き金になってしまうのです。

同書の中で、青木氏は【ファスティングを行うことのメリット】に以下のようなものを挙げています。

・内蔵の疲れがとれて内蔵機能が高まり、免疫力もアップする。
・血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改善される。
・脂肪が分解され、肥満が引き起こすさまざまな問題が改善される。
・細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進行が改善される。

『「空腹」こそ最強のクスリ』【著】青木 厚

注目したいのは、やはり【免疫力がアップする】という効果ですよね。

この書籍は2019年に書かれているものなので、最新の知見を織り交ぜられて書かれています。

なので【ファスティングで免疫力がアップする】というのは、かなりカタい情報だと思います。

次の章では【ファスティングで免疫力が上がる理由】について解説していきます。

ファスティングで免疫力が上がる理由

ここからは【ファスティングで免疫力が上がる理由】について解説してきます。

体内の酵素バランスが整って代謝が向上する

1つ目の理由は【体内の酵素バランスが整って免疫力が向上する】からです。

人間の体には、2種類の酵素が一定量備わっており、【消化酵素】と【代謝酵素】と呼ばれるものがあります。

消化酵素は、食べ物を消化する役割、代謝酵素には、栄養を体に行き渡らせたり、老廃物を代謝したりする役割を持っています。

食事を食べ過ぎる傾向にある人というのは【消化酵素が多く、代謝酵素が少ない】という特徴があります。

「代謝酵素が少ないとどうなるのか?」というと【カラダの免疫力・修復機能が低下】してしまうのです。

それについて『朝だけ断食で、9割の不調が消える』の著者である鶴見先生は以下のように述べています。

(代謝酵素が不足すると)慢性的に消化不良を起こして代謝が滞ってしまうと風邪からがんまで、あらゆる病気にかかりやすくなってしまうのです。人の体は一生の間に、10億回もがん細胞の発生機会があるといわれていますが、すべての人がガンにかかるわけではありませんね。それは私達の免疫システムががん細胞の増殖を防いでくれているからなのです。

『朝だけ断食で9割の不調が消える!』 【著】鶴見隆史

この代謝酵素を増やすには、消化酵素の割合を減らさなければいけないのですが、それに有効的なのが【ファスティング】なのです。

ファスティングで食べないと、消化酵素の浪費が抑えられ、続けていくうちに代謝酵素とのバランスがとれてきます。

なので、ファスティングは免疫力を向上させるエビデンスがしっかりあるダイエット法なのです!

腸内環境が整ってアレルギーに強くなる

2つ目の理由は【腸内環境が整ってアレルギーに強くなる】からです。

春先のくしゃみや目のかゆみや食事のアレルギー、動物のアレルギーなど様々なアレルギーが人々を苦しめています。

一昔はこういったアレルギーに悩まされる人は少なく、花粉症なども今よりもひどい症状が出る人は少なかったはずです。

ですが、近年こういったアレルギーに悩まされる人が増えたかと言うと【免疫力の過剰反応】にあります。

免疫力の過剰反応というのは、特に有害でない物質(食材など)が体内に入ったときに、それに対する【抗体】を作ってしまう働きのことを指します。

なぜそういった反応が起きてしまうのかと言うと【腸内環境の悪化】が原因として挙げられます。

腸内環境の悪化を簡単に説明すると【善玉菌が減り、悪玉菌が増えること】です。

この腸内環境の悪化が「免疫力にどのような影響を与えるのか?」という問について、青木厚先生は以下のように述べています。

腸内環境の悪化は、免疫細胞の働きにも大きなダメージを与えます。実は、免疫細胞の6割は、腸内に集まっているといわれています。食べ物と一緒に入ってきたウィルスや有害物質を排除するためです。ところが、腸内環境が悪化すると、免疫細胞が正常に働けなくなり、本来は害のない物質を攻撃してしまうようになるのです。

『「空腹」こそ最強のクスリ』【著】青木 厚

では、「腸内環境を良くするにはどうすればいいのか?」というと、やはり【ファスティング】がおすすめです。

ファスティングをすることで、一定期間腸内にものが入れないことで、腸の働きを休めることができます。

腸が休まると、自然に腸内環境が整い、以前のように【免疫細胞の働きが正常になる】といった効果が得られるのです。

体内で【オートファジー】が起きる

3つ目の理由は【体内でオートファジーが起きる】からです。

まずは「オートファジーってなに?」って思われた方のために簡単にご説明していきます。

人間の細胞の主な材料はタンパク質でつくられていて、そのタンパク質は普段の食事から摂取し、つくられています。

日々の生活を送っているうちに、古くなったタンパク質というのは、体外に排出されていきます。

ですが、排出しきれなかったものは、細胞内に溜まってしまい【細胞の老化】を引き起こし、様々な病気の原因になってしまいます。

この1連の流れがファスティングによって食事を断つことで、体内にある古くなった、壊れたタンパク質を分解し、新たなタンパク質に生まれ変わらせる反応を起こします。

その反応というのが【オートファジー】なのです。

このオートファジーが起きることで、細胞が生まれ変わることで、次のようなメリットがあると青木厚先生は書籍のなかで述べています。

オートファジーには、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症、感染症などの予防効果や肌や筋肉の老化防止の効果があると考えられています。

『「空腹」こそ最強のクスリ』【著】青木 厚

このオートファジーは、日本人の研究発表で2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞してから話題になり、今や世界から関心を集めています。

そんなすごい効果を得られるファスティングは、実は、すごいダイエット法なのです!

まとめ

今回は【ファスティングをすると免疫力が下がるのか?】と【ファスティングをすると免疫力が上がる理由】についてご紹介していきました。

今回、引用資料で紹介したように、昨今の研究からは【ファスティング=免疫力向上効果】というのが常識になりつつあります。

今、慢性的な体調不良に悩まされている人ほどファスティングをすれば、それが改善されるかもしれません。

注意点として、何らかの疾患をお持ちの方は、かかりつけのお医者さんに相談してから、ファスティングを行うようにしましょう。

独断で行なってしまうと【危険な場合】もあるので注意していきましょう!

それでは!

【「空腹」こそ最強のクスリ】
created by Rinker
【朝だけ断食で、9割の不調が消える! 】
created by Rinker
おすすめの記事