ファスティング中のアルコールはだめ?その理由について簡単に解説!

食事をきっちりと制限するファスティングですが、「お酒は飲んでも良いのか?」と疑問に思う方はいるのではないでしょうか?

先に結論からいうと、ファスティング中にアルコールを飲むことはおすすめできません。

「飲んだらダメ!」というわけでは無いのですが、アルコールを飲みすぎてしまうと、それを分解しようと多くの酵素が使われてしまいます。

そうすると【酵素の消費量を抑えて体の調子を整える】というファスティングの大義名分を見失ってしまうことになるのです。

そこで本記事では【なぜファスティング中のアルコールはおすすめできないのか】という点についてお話していきたいと思います。

ファスティングで大事なのは酵素

まず、前提となる話をしたいと思います。

私達がファスティングをするのは、痩せるためというのはもちろんですが、もう少し深堀すると【普段使いすぎている酵素の消費量を抑えるため】です。

人間には【消化酵素】と【代謝酵素】の2つの酵素が備わっています。

この2つの酵素は私達が生きていく上でとても重要な役割を持っていて、酵素がなければ死ぬと言っても過言ではありません。

健康を保つには2つの酵素のバランスが大事になってきます。

普段、食事を食べすぎている人は酵素の全体の割合を見ると【消化酵素が圧倒的に多く使われており、代謝酵素が少ない】という場合が多く、代謝酵素が少ないと、私達の体の代謝活動は著しく低下してしまいます。

「代謝活動が低下するとどうなるのか?」というと以下のようなことが起こってしまいます。

代謝活動が低下するとどうなるのか?

・免疫力の低下
・エネルギー回路が上手く回らない
・排泄が上手くいかない(便秘)

これらの症状が起きると、体調を崩したり、太りやすくなったり、老化を進めてしまう原因になるのです。

こういった体の不調を防ぐために、酵素のバランスを整えるために私達はファスティングを行っているのです。

酵素とファスティングは【=】で結んでもいいくらい密接に関わっているということを頭に入れておきましょう!

次は、本題である【ファスティング中にアルコールを飲むとどうなるのか?】ということについてお話していきます。

ファスティング中にアルコールを飲むと大量の酵素が消費される

結論から言うと【アルコールを飲むと大量の酵素が消費されます。】

まず、アルコールが体の中で代謝・分解されていく過程をご説明していきます。

アルコールというのは、飲むと肝臓で代謝・分解が行われます。

その際に使われるのが【アルコール脱水素酵素】という酵素が使われます。

すると、アセトアルデヒドに分解され、次にアセトアルデヒド脱水素酵素により【酢酸】へと分解されます。

その酢酸が、アセチルCOA合成酵素によって、ようやく【水・二酸化炭素】へと分解されるのです。

この過程をまとめると以下の通りとなります。

【アルコール⇒アセトアルデヒド⇒酢酸⇒水・二酸化炭素】となります。

驚くべきは【アルコールを分解・代謝するという工程に3回も酵素が使われている】ということです。

しかも、飲みすぎてしまった場合は酵素が分解しきれず、体内に残留してしまいます。

体内にアルコールが残留した結果が、皆さんがよく悩まされる2日酔いなのです。

このように【ファスティング中は酵素を節約し、バランスを整える】という大きな目的をアルコールを飲むことで簡単に外れてしまうのです。

なので、ファスティング中のアルコール摂取は控えたほうがいいという結論に行き着きます。

酔いを防止するドリンクを飲むことでも酵素が使われる

「ウコンドリンクとかを飲んでアルコールの吸収をブロックしたらいいのでは?」と思う方もいると思います。

確かにああいったドリンクを飲むことで2日酔いを防止できるという一面の真理はありますが、【ファスティング】という観点から見るとあまりおすすめできません。

理由としては、コンビニなどに売っているウコンドリンクには【添加物・人工甘味料】などが使われているので、それを分解するのにも大量の酵素が使われてしまうからです。

2日酔いをしないという目的にはうってつけですが、ファスティングを成功させるという目的には使用しないほうが良いでしょう。

ファスティング中に飲んでも大丈夫なアルコール量

ここまでは【ファスティング中にアルコールは飲むべきでない】とお話してきましたが、飲んではいけないわけではないのです。

適切な量を守って飲むことができれば、ファスティング中でもお酒を嗜むことは可能です。

その目安というのが、以下の通りとなっています。(1日あたり)

ファスティング中 推奨アルコール摂取量

・ビール⇒大瓶1本(約600ml)
・ウイスキー⇒ダブル(約60ml)
・ワイン⇒ボトル3分の1

※『朝だけ断食で9割の不調が消える!』より引用

個人差はありますが、上記の量ならそこまで大きな影響は受けないと考えられています。

もし、付き合いなどで飲む場合はこの量を守るように心がけていきましょう。

万が一、この量よりも飲みすぎてしまった場合は「守れなかった…。もうやめる!」ではなく、【1週間単位】で帳尻を合わせれば大丈夫です。

飲みすぎてしまった場合でも1週間トータルで見て、規定の範囲内に収まっていればOKです。

臨機応変に柔軟に立ち回るのが【ファスティングを継続させるコツ】ですよ!

まとめ

今回は【ファスティング中のアルコール】についてお話してきました。

飲むのを我慢するのは辛いので、飲む場合は適量で抑えるようにしましょう。

アルコールを我慢できるなら、それが1番です!

無理なく頑張って、ファスティングを継続させていきましょう!

それでは!

本記事のまとめ
・ファスティングは酵素のバランスを整えるために行う
・アルコールを飲むと大量の酵素が消費される
・飲みたい場合は無理に我慢せず、適量嗜む
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