ファスティングでの頭痛が起きる原因とは?対処法についても解説します

ファスティングを実践している方の中で「頭痛に悩まされている。」という人は少なくないと思います。

中には、その頭痛がひどくてファスティングをやめてしまう方もいるようです。

ですが、その頭痛の原因を突き止めて、適切な対処法をとることができれば、早く頭痛を解消させ、ファスティングを継続できます。

そこで本記事では【ファスティング中に起きる頭痛の原因・対処法】を代表的な例をいくつか挙げていきたいと思います。

ファスティングで頭痛が起きる原因・対処法

ここからは【ファスティング中の頭痛の原因・対処法】をまとめてご紹介していきます。

血糖値の低下による頭痛

1つ目の理由は【血糖値の低下による頭痛】です。

これは、ファスティング開始前の食事に問題があった人に多い原因で、【糖質過多・早食い・甘いもの好き・お酒好き】といった食生活に当てはまる人は要チェックです。

こういった食生活を日常的に繰り返していると【血糖値が乱高下(激しい上下)】してしまいます。

人間は1日3回、時間帯は【6〜7、10~11、16~17時】に血糖値を自然に下げる働きがあり、通常の人なら血糖値の動きが緩やかなので、特に苦もなく、自力であげることができるので、特に問題は起きません。

ですが、血糖値が乱高下する習慣のある人は下がった血糖値を上手く上げることができずに【頭痛】をはじめとする【だるさ・ふらつき】などに襲われてしまいます。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる月曜断食』という書籍にはそのことについて以下のように書かれています。

断食をはじめたばかりのころは、体内で糖を生み出すシステムがうまく働かず、下がった血糖値を自力で上げることができません。それによって、だるさ、ふらつき、人によっては頭痛、眠気の症状が現れます。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる月曜断食』【著】関口 賢

ファスティング、特にファスティング初期というのは、この原因によって頭痛に悩まされる人が多いようです。

次は【この場合の対処法】についてご紹介していきます。

対処法 少量の糖質を摂取する

【血糖値の低下】による頭痛に対しての対処法として【少量の糖質を摂取する】ことをおすすめしたいです。

自力で血糖値が上げられないのであれば、糖質を外から摂取するのが有効です。

ですが、ファスティング中なので、大量に糖質を摂取するのはご法度です。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる月曜断食』では、以下のような糖質の摂取方法が推奨されているので、ご覧ください。

そんなときは、少しの糖を体に入れてあげましょう。治療院では、スポーツドリンクを2口ほど口に入れて噛むようにして飲むことをおすすめしています。(中略)最終手段は砂糖を使っていないドライフルーツを少量食べるか、ティースプーン3分1~2程度のはちみつをなめて、質のいい糖質を体のなかに入れてあげてください。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる月曜断食』【著】関口 賢

上手く糖質を摂取して、頭痛を収めてあげましょう♪

脱水症状による頭痛

2つめの原因は【脱水症状による頭痛】です。

人間の体の体液の60%は水でできているのですが、その水分が不足すると血流が悪くなり、代謝が低下し、結果的に頭痛を引き起こしてしまう場合があります。

ファスティングは食べないダイエットなので、ついつい水も飲まなくなってしまいます。

そうすると軽い脱水症状に陥ってしまうのです。

特に【冬】などの季節は、暑いと感じることがあまりないので、水分補給を怠ってしまう人が多いですが、冬は乾燥によって、みなさんが思っているよりも体から水分が奪われています。

季節に関わらず、適切な量の水分を補給することは大事なことです。

なので、ファスティング中の水分補給というのは【非常に重要】なことなので、疎かにせずしっかりと行なっていきたいです。

1日2リットルを目安に水を飲む

【脱水症状による頭痛】の対処法については【水分補給】になるのですが【1日2リットル】を目安に飲んでいきましょう。

2リットルというのは、あくまで目安なので、自分の代謝量にあわせて補給量を増やしたりしてもらいたいのですが、最低でも2リットルは欲しいかなというところです。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる!月曜断食』以下のような水分補給を推奨しています。

よく、水分ならたっぷり摂っているという人がいますが、僕がおすすめしているのは、純粋に水だけで1.5~2リットル。コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物は利尿作用が働き、摂取下分のほとんどが体に吸収されないまま、体外へ排出されます。

『「究極の健康法」でみるみる痩せる月曜断食』【著】関口 賢

カフェインの含まれた飲み物は、水分補給にはならないので、注意が必要であることが書かれており、カフェインレスのコーヒーや紅茶も同様で、水分補給にはカウントしないようにと注意されていました。

人間の体の機能を考えると、【水】がもっとも吸収されやすく、適しているといえるので、水を積極的に飲むようにしましょう。

水を飲む際は、冷えたものでなく、常温が良いと思います。

冷たいものを飲むと、冷えて代謝が下がってしまう恐れがあります。

冷え性のは【白湯】がおすすめですので、試してみて下さい!

塩分不足による頭痛

3つ目の原因は【塩分不足による頭痛】です。

ファスティングでは、食事を断つので体から【塩分】が不足しがちです。

塩分に含まれるナトリウムが不足すると以下のような【問題】がおきるとされています。

具体的には体内の水分量や血液、消化液の量を減らそうとするのです。血液循環が悪くなることで、頻脈、低血圧、頭痛、倦怠感や疲労感、さらに消化液の減少によって食欲不振や吐き気を引き起こしたり、筋力が低下し筋肉痛が起こりやすくなったりすることがあります。また、急激に減少することで、筋肉のけいれん、昏睡状態に至ることもあります。このような状態にならないように、水分とともにナトリウムも補給することが大切です。

また、ダイエット中は、運動による多汗で体内のナトリウムが減って脱水症状が起きたり、筋肉が攣りやすくなったりします。食事量を抑えることにより食事からの塩分摂取量の低下も起こります。高血圧の疾患がない場合は、減塩をしすぎないように気を付けましょう。

このようにダイエット(ファスティング中)というのは、塩分(ナトリウム)が不足してしまうので、適度な摂取が必要になってくるのです。

適度な塩分補給を行う

塩分不足による頭痛に対しては【適度な塩分補給】が対処法になります。

では、「適度な塩分量(ナトリウム)というのはどれくらいなのか?」というのをみていきましょう。

では、生存していくために必要なナトリウムの量はどれくらいなのだろうか。日本人の食事摂取基準(2015年)では、「不可避損失量を補う量」が生存に必要なナトリウム量としている。これは、ナトリウムをまったく摂取しないときに失われるナトリウム量に等しい。

 だが、実は、この必要量については、十分には吟味されていない。これまでの欧米の研究などから、成人のナトリウム不可避損失量は1日に約600mgと推定されている。この考えをもとに、成人における男女共通の推定平均必要量は1日あたり600mgとされている。ナトリウム600mgは食塩1.5gに相当するので、ヒトの生存における最低必要な食塩の量は1日に1.5gということになる。しかし、これまでの研究の実験方法や結果の矛盾に異を唱えている研究者もおり、必要量を求めるのは難しい。

このように1日に必要なおおよその塩分量(ナトリウム)は分かっているのですが、確実な数値はいまだに分かっておらず、個人差もあることから【断定できない】とされています。

ファスティング中の塩分補給でよくおすすめされるのは【具無しの味噌汁】です。

とりあえず、これを1杯飲んでみて落ち着くようであれば、それで応急処置にはなるので、試してみて下さい。

注意点としては、あくまで【具無し】にすることです。

そこで余計な固形物の具を入れてしまうと、ファスティングの効果がグッと下がってしまうので、気をつけていきましょう。

カフェインの離脱症状による頭痛

4つ目の原因は【カフェインの離脱症状による頭痛】です。

ファスティングでは、先程も少しお話したようにお茶やコーヒーなどのカフェインの含まれた飲み物は【断つ】のが基本になってきます。

そのため【日常的に多くのカフェインを摂取していた人】には【離脱症状】という反動のような反応が出てしまいます。

カフェインの離脱症状の概要は以下の通りになっています。

カフェイン離脱の基本的特徴は、長期にわたって毎日カフェインを使用している人が突然、カフェインの使用をやめたり、使用量を減らしたりした時に現れる不快な症状です。意識的にカフェインを減らした時だけでなく、医療機関で検査を受けるために飲食を禁止された時や、いつもと違うスケジュールで過ごすためにカフェインをとり損ねた時に起きることもあります。

症状は人によって異なりますが、頭痛や著しい疲労感、眠気、不快気分、抑うつ気分、怒りっぽさ、集中困難などが挙げられます。風邪をひいた時のように、吐き気や節々の痛みを感じる人もいます。このうち頭痛は特によくある症状で、頭が脈打つようにズキズキ痛みます。身体を動かす振動で痛みが増し、次第に強くなることが一般的です。「これまで経験した頭痛と比べ、最もひどい頭痛」と表現する人もいます。

対処法 ファスティング前にカフェイン断食をする

このカフェインの離脱症状には、カフェインの摂取量を徐々に減らしていく【カフェイン断食】が必要だと思います。

カフェイン摂取量が多かった人がいきなりファスティングで摂取量が0になれば、かなりの辛さに襲われるので、ファスティングをする前にカフェインの摂取量を徐々に落としていくことをおすすめします。

【1日コーヒーを5杯】飲んでいた人なら、数日かけてそれを4杯へと減らし、3、2、1と少しずつ減らして、大きな離脱症状を避けましょう。

そうして、カフェイン断食ができてから【本格的にファスティングを開始】するのが、1番辛くない方法だと思います。

まとめ

今回は【ファスティング中の頭痛の原因・その対処法】についてご紹介させていただきました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです♪

それでは!

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